肌とエイジングに関するレポート

糖化による皮膚の硬化を予防
Pageon, H., M. P. Techer,

糖化は、還元糖とタンパク質内のアミノ酸の間で起こる化学反応です。
この反応により様々な架橋結合が起こり、皮膚内の細胞外基質の中で糖化最終生成物またはAGEsとよばれるものに変わります。
このような高分子の架橋結合は、皮膚の弾力性の低下や、その他の肌の老化の一因となるようです。私達はこれまで既に皮膚の再構築モデルを通して、コラーゲンの糖化による基質の変化を研究し、真皮表皮接合部だけでなく再構築された皮膚の真皮や表皮部分の中での糖化によって起こる様々な変化についてレポートしてきました。
例えば、IV型コラーゲンとラミニンは基底膜で増加し、真皮内のアルファ6とβ1インテグリンは基底上層まで膨張します。これらの研究は、皮膚モデルの中のアミノグアニジンのような糖化反応阻害剤の生物学的な効果を図るために行われてきました。糖分が減るとアミノグアニジンはリボースと呼ばれる糖分の一種の中でコラーゲンと混ざり、免疫染色がAGEやバイオマーカーに対して働き、免疫反応が目に見えて現れるようになります。 糖化による皮膚の硬化を予防するブルーベリー

その結果、AGEの量が減少し、リボースのみを摂取した時よりも皮膚の再生に効果が期待できることがわかりました。さらにブルーベリーのエキスでも、やや劣るものの同様の効果が現れるという結果がでました。
結論として、この糖化を抑制する効果は皮膚の再構築モデルで実証されており、ブルーベリーも糖化の防止に役立つと判断することができます。

アンチエイジング
Uysal, U., S. Seremet, et al., Curr Pharm Des., 16-Jul-2013

健康効果があるブルーベリー 老化を遅らせることは誰もが願うことです。
ブルーベリーや紅茶、ココア、グレープのように一般に消費されている食用植物に含まれる植物由来のポリフェノールは、老化を遅らせるなど、様々な点で健康効果があると言われています。
生体内実験でも、ポリフェノールを含む6つの植物に寿命を延ばす効果があることが実証されています。これらの植物には、広く一般に消費されている食べ物(ブルーベリー、紅茶、ココア、リンゴ、ザクロ)とよく民間療法として使われる花(ベトニー)が含まれます。
これらの食べ物や花、またその他の植物に含まれるポリフェノールは、ハエや虫からネズミなどの小動物、そして人間まで幅広い生命体にとって、老化に関連した変化に有効であることが明らかになっています。
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